製品「No.870シリーズPTP自動包装ライン」

[ PTP自動包装機/No.870シリーズ ]

PTP自動包装ライン

機械内で容器を成形し、錠剤・カプセル剤を充填後、蓋材と容器材をシールし、スリット・刻印を施しシート状にトリミングするPTP自動包装ラインです。
No.870シリーズは岩黒製作所オリジナルである連続平板成形方式を採用し、安定稼働に欠かせない定ピッチ成形が可能。

特徴

成形部

  • 連続平板成形=定ピッチ成形可能(成形タクト間ずれ無し)
  1. 成形ステーションがフィルムに併せてボックスモーション動作
  2. 容器フィルム等速搬送
  • プラグアシスト成形により、成形ポケット肉厚制御が可能

シール部

  • 岩黒特許技術のシール3点保持アームによりシールロール平行度が格段に向上
  • 17μmの蓋材でも安定シール・安定マーク合わせ可能

充填部

  • ボウルフィーダー内の錠剤量制御は、超音波センサーにてボウル内高さを0.1mm単位で監視し、規定高さを下回ると直進フィーダーから錠剤を供給
  • 品目ごとに高さをタッチパネル内に登録(オペレータ負担軽減)

スリット・刻印部

  • スリット・刻印の圧力をバネ式からエアシリンダー式に変更
  • 温度・圧力の数値管理および品種登録が可能(品種ごとにタッチパネル内に登録)

ギャラリー

No.872型PTP包装ライン

概略仕様

型式 No.870 No.871 No.872
能力 MAX3000錠/分 MAX6000錠/分 (8000錠/分)
フィルム幅 MAX150mm MAX250mm MAX300mm
シート取数 1シート取り 2シート取り
シート寸法
フィルムスピード 14m/分 (16m/分)
打抜回数 MAX:300回/分 (MAX:400回/分)
容器フィルム
蓋フィルム
PVC、PVDC、CPP、COC、アクラ、AL その他複合フィルム
Al、グラシン、PP その他複合フィルム